ストックフォトで悩みがちの写真のサイズが小さくなる時はPhotoshopの「コンテンツに応じた塗りつぶし」でカバー

Photoshop(フォトショップ)でストックフォトに提出する写真をいじっていると、不要な部分を削除すべく切り取りを行った後「コンテンツに応じた塗りつぶし」ができるよーっと表示が出てきました。

私はこういった表示を見逃してしまいがちな人なのですが、この機能、使ってみるとストックフォトではかなり使える機能です。

KIKORI
今では乱用しています。

ストックフォトの悩みは撮影した写真の画像サイズが小さくなってしまうことが多々ある

ストックフォトで写真撮影をしていると、ピントを合わすために小さく撮影しなければならなかったり、不要なものを切り取ったりといった理由で、画像が小さくなってしまうときが多々あります。

ストックフォトビジネスを行う上で、画像のサイズをなるべく大きくして販売することは必須ではないものの、コンテンツの品質にも関係してくるので避けて通れません。

どのストックフォトサイトでも画像が大きくて高品質なものが求められますが、中には写真の大きさで販売価格が違ってくるサイトもあります。(【PIXTA】なんかはそうですよね。)

レンズを絞ってなるべく大きく撮影しようとしてもカメラや技術に限界があって、撮影した画像が小さくなるのが私の悩みの種でした。

Photoshop(フォトショップ)の「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使えば画像が小さくなるのが防げて悩みが解決!

例えばこの写真。

ピントを合わせるためにどうしても不要な部分が入ってしまいます。

こういった場合、切り抜きツールで切り取ると思いますが、こういった時、Photoshop(フォトショップ)の「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使えば背景に応じて不要な範囲を自動で塗りつぶしてくれます。

この機能を使うと不要な部分をカットする必要がなくなるので画像のサイズが小さくなるのを防げるので、ストックフォトで画像が小さくなる悩みが解決しました。

KIKORI
ほんと便利。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使うときの手順

  • 選択範囲を作る
  • コンテンツに応じた塗りつぶしを開く
  • OKを押して終了

選択範囲を作る

まず、塗りつぶしたい範囲を選択します。

なげなわツールや長方形ツールなど、範囲を指定できるののならなんでも良いです。

この選択範囲は後で追加や削除することも可能です。

編集の「コンテンツに応じた塗りつぶし」を選択

編集の「コンテンツに応じた塗りつぶし」を開くとこのような画面になります。

の部分はサンプリング領域で、この部分を使って選択した範囲がコンテンツによって塗りつぶされます。

サンプリング領域はデフォルトはAIが自動でサンプリングしてくれます。

うまくサンプリングされない場合は、左側のペイントでサンプリング領域を足したり取り除いたりできます。

しかし、そこまで細かく指定しなくてもきれいに塗りつぶしてくれるのでなかなか精度が高いです。

手動でサンプリング領域を作ることもできますが、私の用途では自動で十分でした。

良ければOKを押して終了

右側にプレビュー画面があるのでそこで塗りつぶし加減を確認できます。

塗りつぶし加減がOKなら右側にあるバーの中のコンテンツに応じた塗りつぶし画面にてOKを押して終了です。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」を適用した画像

「コンテンツに応じた塗りつぶし」を終えると、このような画像になりました。

背景が足りない時、非常に便利です。

木目のような複雑な背景でもPhotoshop(フォトショップ)なら違和感なく塗りつぶしてくれます。

Photoshop(フォトショップ)は色んな機能があってどれをどう使うのか全然使いこなせていないのですが、こういった機能が調べなくてもアドバイスとして操作しているときに表示されるのは大変親切です。(しかも簡単。)

これで画面いっぱいに撮影しなければ!っという思いがなくなり大変助かっています。

KIKORI
気づかせてくれてありがとうございます。

「コンテンツに応じた塗りつぶし」をする時に気を付ける点

  • パソコンの動作は少々重い
  • 塗りつぶす範囲が広いと精度が落ちる

パソコンの動作は少々重い

平面に置いたウッドキューブの表彰台3位まで
半分以上コンテンツに応じた塗りつぶしを行ったらやたらと重かった写真

「コンテンツに応じた塗りつぶし」はノートパソコンでの動作が比較的重いです。

私はノートパソコンでやっているせいですが、プレビュー画面が表示されるまで少々時間がかかります。

それと、画像が大きくなればなるほど、塗りつぶし範囲が広くなればなるほど動作が重くなります。

塗りつぶす範囲が広いと精度が落ちる

「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使うと画像をカットすることなく大きくできるので便利ですが、塗りつぶす範囲が広かったり、サンプリング領域が狭かったりすると精度が落ちます。

Photoshop(フォトショップ)の修正ブラシを使ってうまく塗りつぶせなかった部分を修正することもできるのでそこまで気にする必要はないですが。

そこはうまくPhotoshop(フォトショップ)の機能を使いこなすしかないです。

Photoshop(フォトショップ)を使うと画像のカバーがどんどんできる

写真の現像ではPhotoshop(フォトショップ)を使う前に「Camera RAW」から作り上げるケースが多いです。

そこでは、スーパー解像度っといって、元の画像を2倍にする機能もあります。

しかし、こういったもう少しだけ背景が大きい方が良いなーっというときは不要な部分をカットして画像を小さくする前に「コンテンツに応じた塗りつぶし」を使うと画像が小さくなるのを防げます。

まだまだ使いこなせていないPhotoshop(フォトショップ)ですが、カメラの性能や技術、被写体のカバーまで。

写真のクオリティを上げるツールとして欠かせない機能がたくさんあるので使ってみてどんどん写真のクオリティを上げていきたいと思います。

KIKORI
Photoshop(フォトショップ)に感謝しりきです。
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木が好きです。
木を使ったストックフォトを中心に活動しています。
気になる写真があればご購入の検討をよろしくお願いします。
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