PIXTA(ピクスタ)では、ピクスタ内で検索されたキーワードを「キーワード散布図」として需要と供給のバランスを視覚的に把握できる機能があります。
そのキーワード散布図は一見、なんだこりゃーっと思う外観ですが、キーワードを細かく調べると今後の素材づくりに役に立ちます。
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●PIXTA(ピクスタ)のキーワード散布図とは
横軸 (検索頻度) | 1,000回の検索のうち該当キーワードが指定した月に何回検索されたかを表す指標。 右に行けば行くほど検索回数が多い事を示します。 |
縦軸 (タグ付けされた素材数) | 該当キーワードがタグ付けされている素材数を表しています。 タグ付けされた素材数が多いほど、該当キーワードの競合素材がたくさん販売されていることを意味します。 |
更新頻度 | 指定した月の末日時点で販売開始されていた全ての素材数を集計。 |
ピクスタの「キーワード散布図」はこのような仕様になっています。
ぱっと見、見にくいですが、絞り込み機能でグッと見やすくなる仕様です。
ここで注意したいのが、縦軸のタグ付けされた素材数。
これは、売れている素材の数ではなく、登録されている素材数のことです。
なので上に行けば行くほどタグ付けが多い=ライバルが多いっということになります。
●PIXTA(ピクスタ)のキーワード散布図の使い方
使い方は自分の狙ったキーワードを調べるのではなく、検索頻度やタグ付けされた素材数の数値を絞って、どういったキーワードがどの位置に分布しているかを調べるものです。
これにより、キーワードから素材を作る時のねらい目が分かります。
また、登録素材と検索キーワードの兼ね合いを把握することが可能になり、作った素材にどのようなタグをつけたものが求められているのかがわかるっというものです。
●PIXTA(ピクスタ)のキーワード散布図を使ってキーワードを絞ってみた
私は木の素材がメインなので、それを生かしたキーワード選択が必要です。
その中で「木目」は検索頻度が約1/2000の頻度で検索されていて、タグ付けされた素材が飛びぬけて多くないので、タグ付けを狙っても良いかもしれません。
そしてそれよりも少し気になる「吹き出し」っというキーワード。
ピクスタでは月間のキーワード検索ランキングの中にも入っていたので、作れればこれもねらい目?なのではないかと思われます。
●キーワード散布図はライバル(素材の数)と検索数の把握に役立つ優れもの
キーワード散布図でキーワードを調べてみると、登録されたキーワードの素材の多さが分かります。
これを見てみると、今まで販売している素材で、自分がタグ付けしたものに、いかに競合が多いかが分かり勉強になしました。
やはり、タグ付けされた素材点数が多い(ライバルが多い)とたくさんの素材の中に埋もれてしまうので、登録されている素材数が分かるのは便利です。
●今後のピクスタでのキーワード戦略
- 登録素材が少なく、検索回数が多いキーワードを狙う
- ニッチな素材を狙う
●登録素材が少なく、検索回数が多いキーワードを狙う
登録素材が少なく、検索回数が多いキーワードは、ピクスタでも月間キーワードランキングを発表しています。
なので、ピクスタが毎月発表しているメルマガで「コンテンツ・クリエイター販売ランキング 検索キーワードランキング」に目を通しておけば自然と情報が入ってきます。
この情報プラス、このキーワード散布図を使って自分に合ったキーワードで素材を登録・販売すれば良いってことですね。
●ニッチなキーワードを狙う
もしくは、ニッチな素材(検索回数は少ないけど登録素材が少ないキーワードを狙う)も撮影出来たら狙うのもありです。
しかし、なかなかこういった素材を作るのは難しいのでやはり、ライバルを避けつつ、検索される回数が多いキーワードがねらい目っということになります。
●キーワード分布図でキーワードを調べてみると今まで登録したタグ付けの競合の多さにたじろぐので注意
今回使った写真
キーワード散布図は自分が作っている素材がどの位置でどのくらいの需要があり、ライバル(素材数)を把握するものです。
私が今まで登録した素材はやはり登録点数が多くて、そりゃー、他の素材の中に埋もれて見つけてもらえない可能性が高いってことを痛感させられました。
ストックフォトは自分の撮影したいものではなく、需要に合った素材を提出するのがセオリーなので、好き勝手やってないで、ピクスタに教えてもらったキーワードランキングや、このきーわど散布図を参考にしながら素材を作ってみたいと思います。
これを機に、ピクスタのメルマガを「受信する」に設定しなおしました。