PIXTA(ピクスタ)は売れ行きを左右するタグ付け(キーワード)のポイントを公開しています。
良い写真を作っても、素材が購入者(検索者)に発見されにくくては販売につながりません。
ストックフォトではその写真に合ったタグ(キーワード)が適切に付けられているかが重要ですが、タグ付けは地道で時間がかかるので後回しにしがちです。
しかし、写真を販売するには避けては通れない作業なので、写真(素材)を増やす前に、一度立ち止まって、ピクスタのガイドに習って写真にタグ付けをしてみました。
contents
●PIXTA(ピクスタ)のタグ(キーワード)付けの基本
- 単語でつける
- 最大50個
- 半角英数、全角ひらがな・カタカナ、全角漢字
- enter(return)、カンマ(,)全角スペースで区切る
ピクスタも他のストックフォトサイトと同じような感じですが、全角英数字や半角カタカナなど入力形式によっては登録するとエラーがでます。
●正しいタグを入力した画面
画面のように青く囲まれた枠が単語の区切りとなっています。
文となって登録されていければOKです。
●PIXTA(ピクスタ)のタグ(キーワード)付けのポイント
- 写真を見ても分からない、伝わらないタグはつけない
- 一般名称でつける
- 写っていないものや素材に合わせたタグもつける
ストックフォトのタグ付けは、検索されやすいキーワード&写真から伝わる情報を入力する必要があります。
●忘れがちなタグ(物撮りメインの場合)
タグ | 撮影シーン |
---|---|
物撮り | 料理や物 |
食材 | 料理や食べ物 |
インテリア | 人物なしの室内空間 |
白背景 | 背景が白い時 |
コピースペース | 文字を入れるスペースがある時 |
人物なし | 人物が写っていない |
建物 建築 | 建物の外観 |
写真に写っているものをタグ付けするのは基本ですが、時には写真に写っていないタグをつけなければならない場合があります。
実際に写真に写っているものははタグの付け忘れは少ないですが、写っていないものや被写体に合わせてカテゴリーみたいなタグ(インテリア)をつけると良いみたいです。
私は物撮りメインなのでこのようなタグをつけると効果的なのだとか。
●販売中の写真にタグをガイドに習って付け直してみた
項目 | タグ |
---|---|
被写体 | 星,ウッドキューブ,木,木製,木材,積み木,机,床,ウッドデッキ,ウッド,キューブ,ブロック,アイコン |
テーマ | プレミアム,ランキング,口コミ,評価 |
状態・動作・色 | ビンテージ,一列,直線,並ぶ,青色,5,自然 |
表情・感情・雰囲気 | 木目,落ち着いた,輝く,人物なし |
写り方 | 中心,正面 |
背景 | コピースペース,物撮り |
●ピクスタのタグ付けでつまずいたこと
- 自動入力機能(タグ候補機能)でタグ付けが楽だけど訂正時は表示されない
- ピクスタはタグの順番は関係ない
- タグの変更後の反映は1日かかる
●自動入力機能(タグ候補機能)でタグ付けが楽だけど訂正時は表示されない
ピクスタは画像をアップロードした時に、タグを自動で入力し候補を表示してくれます。
このタグの自動入力機能、アドビストックよりピクスタの方が精度が高いです。
ピクスタは画像を自動で認識し、タグの候補を表示させる方法と、今までに入力されたタグに関係のあるタグを表示する方法をとっているそうで、ぱっやり日本のサイトで日本語に強いのか、関連のあるタグがポンポン出てきます。
感情など、画像から読み取れない情報は表示されませんが、それでもタグ付け作業がすごい楽です。(最近気づいた)
ピクスタではアップロード枚数に上限があるので乱用はできませんが、アップロード枚数に余裕のある人はピクスタに画像をアップロード後、タグを表示させてから他サイト(アドビストックなど)にコピペで登録した方が効率が良いかもしれません。
●ピクスタはタグの順番は関係ない
アドビストックでは、キーワードの上位10個が重要だとしていますが、ピクスタではキーワードの順番は関係がないようです。
販売中の写真のキーワードをつけ直して並び替えようと思ったのですが、ピクスタにはそのような機能が全くなく、さらには追加のキーワードは一番下に追加される仕様になっています。
アドビストックでアップロードするのに慣れていたので盲点でした。
●タグの変更後の反映は1日かかる
タグをつけ直した後、タグを変更した情報の反映は1日程度かかります。
これを遅いととるか、早いと取るか・・・。
●タグ付けのベースを作るために一度立ち止まって見直してみると付け忘れや見当違いがよく分かる
今回使った画像
ピクスタのガイドに習って販売中の写真にタグを付け直してみました。
同じような写真を登録するクリエイター(私のような人)はベースとなるタグをコピペして使う方が効率が良いです。
なのでそのベースとなるタグが検索で引っかかりやすいようなタグの構成をきちんと理解しておく必要がありました。
そこで、つけ直してみると不要なタグやつけ忘れが結構多かったです。
タグ付けは単調で地道な作業なので後回しにしがちですが、タグこそ重要なので、適度に見直してちゃんと狙ったキーワードで表示されているかどうかの確認はやっておいて損はないと信じたいです。
タグ付けについて | PIXTAガイド参考URL