アドビストックのコントリビューターとなって初めて審査に出した写真が大量に却下されました。
審査に落ちた原因はどのストックフォトサイトも大体の原因しか教えてくれないので、自分で研究して再度提出するかを決めなければなりません。
そのなかでも、ストックフォトビジネスでは数を増やすために少しだけ角度や見方を変更したものをアップしがちですが、似たような写真は「喝!」を入れられる可能性があります。
バリエーションを増やすためには違う見方ができるものでないとアドビに嫌われるようです。
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●Adobe Stockに提出した写真が全て却下された件
撮りためた写真は一応全てRAW形式からいじって仕上げて、素人なりに丁寧に仕上げていたつもりだったのですが、そのとき一気に審査に出した写真が1枚も通らずに却下されました。
25枚落とされるとさすがにショックです。
ショックというよりは、写真撮影とレタッチの時間を返して!っと叫びたくなります。
●アドビストックで写真が審査に落ちた原因「品質の問題」
私の場合は「品質の問題」でアップロードしたファイルの審査が却下されました。
●「品質の問題」とはいったい何がダメで審査に落とされているのか?
- ピンぼけ
- アーチファクト
- 明るさ
- 画質
アドビによると写真で指摘される項目で多いのが露出の問題、ソフトフォーカス、過剰なフィルタリングまたはアーティファクト / ノイズなどの原因などがあげられるそうです。
それプラス、大前提として「ストックフォトに適している写真」であることが問われます。
ストックフォトビジネスでは、どんなに写真が美しくても商用的(ビジネス)にその写真が使う目的に適していなければ却下される仕組みになっています。
なのでアート作品として眺める素材ではなく、ビジネスで利用して価値がある写真なのかにかかっているそうです。
ソフトフォーカス「ピンぼけ」
画像にピントがあっているかどうか。
ポイントは画像を100%に拡大表示したときに、きちんと狙った場所のピントが合っているかどうかです。
少しピントが甘かったり、ズレていたりすると審査に落とされます。
2画像が荒い「アーチファクト」
アーチファクトとは画像が荒い(ノイズが多い)状態のことを言います。
どんなに高性能なカメラを持っていてもピントの絞りやシャッタースピードなどでノイズが多くなることがあります。
また、ファイルの変換される際に発生することもあるそうです。
3画像の明るさ「適切な露出」
その画像次第では適した光の加減でない場合があります。
光が多すぎる(露出オーバー)か不十分(露出アンダー)のどちらでも駄目です。
ストックフォトでは特に光をわざと置いておいた方が見栄えが良い場合があり、好まれることもあります。
しかし、光をわざわざ足したり、不自然な露出の写真は受け付けてもらえません。
4ピント、露出、アーチファクト以外の問題「画質」
焦点、露光、またはアーチファクト問題以外の技術的な問題を抱えていると判断された場合に問題となります。
または、アドビの品質の基準をクリアしていないと判断された場合です。
とりあえず使えそうな写真ではないっといった各レビューチームが判断した場合は落とされるのだとか。
このことから、人が写真を見て判断しているので厳しい人に審査されれば落とされる場合もあるのだそうです。
- ホワイトバランス
- コントラスト
- 彩度
- 合成
- 色収差
- 構図
●審査に落ちた原因は大体しかわからないので自分で原因を探るしかない
ストックフォトでは、審査に落ちた写真は、その原因を改善できれば再提出することが可能です。
しかし、審査に落ちた原因は複数個あった場合、大体の原因(とくに私みたいに)しか教えてもらえず、個別に教えてもらうっといった対応はしてもらえません。
何しろ日々、毎日多くの素材が登録されているはずなので、無理なお願いですね。
その原因が1個であるなら具体的な原因を教えてくれるそうです。
複数個の場合、代表的な原因が改善できていれば審査を通過できるっという仕組みなっています。
●自分なりに大量に審査で落ちた(却下)写真の原因を探ってみたら「類似コンテンツ」でそもそもアドビ品質をクリアできない?
私は100枚ほどアドビストックににて写真を販売しているので少し調子に乗っていたフシがあります。
ストックフォトビジネスは数を増やすために同じような写真を上げることもありますが、同じような写真は類似コンテンツとしストックフォトには適さないのだそうです。
同じような写真でも違う角度や同じようなものでも配置を変えた構図などをあげておくとバリエーションが増えて、1つ気に入ればついでに購入されるチャンスも増えるので良いのだそうです。
そこで注意したいのが「同じような写真を提出していないかどうかの確認。」
ストックフォトビジネスでは数も多い方が有利なので数を稼ごうとするとどうしても同じような写真をたくさんあげてしまいがちです。
しかし、同じような写真を一度に多く審査に出してしまうと類似コンテンツとして全てまとめて却下され、最悪の場合スパム扱いでアカウント停止になるという恐ろしい結末が・・・。
大量の素材が一度に却下された場合、類似コンテンツとしてまとめて却下された可能性がないかを疑ってみると納得する点が多かったです。
アドビストックは量も必要ですが、量より質を重視してバリエーションを増やすことで利益にもつながると言っています。
なので、もし、審査に出した写真が1枚も通らなかったら同じような写真ばかり登録していないかを問いかけてみるとストックフォトビジネスをする上で違う印象を与えるバリエーションを増やすコンテンツ作りも重要だと分かりました。