ストックフォトは「sRGB」。「Adobe RGB」は環境次第で色がくすむので写真を登録する前に設定を確認

つい最近知ったのですが、画像には色空間（プロファイル）があって、その設定や手持ちのモニター次第で色がくすんで見えたりするのだとか。

そんな色空間の設定があるとは知らず、ストックフォトサイトに写真を審査に出す時に「Adobe sRGB」で出したものがあることに気づきました。

その写真は差し替えることはできるのかあれこれ調べた結果がこちらです。

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ストックフォトで色空間（プロファイル）を間違えていても写真の審査は通過できる

上記のように「Adobe RGB」に対応していないサイトに上げてしまうと色がくすんで見えるといった現象が起きます。

そして、ストックフォトでは写真を審査に登録する際に、サイトが指定していない色空間（プロファイル）で出してしまっても審査を通過することができます。

しかし、多くのモニターで採用されている色空間は「sRGB」です。

なぜなら、サイトにアップロードされた時やダウンロードされた時の写真の色彩に差異がないからです。

そんな色空間（プロファイル）の設定があるとはつゆ知らず。

ストックフォトサイトに最初のころは「Adobe RGB」で写真を登録していました。

「Adobe RGB」で写真を登録してしまうと、確認するモニターやストックフォトサイトによっては色彩がうまく表示されないことがあります。

頑張ってレタッチした苦労が台無しになってしまうこともあるのでご注意ください。

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「Adobe RGB」で販売中の写真はどうすれば訂正できるのか？

色空間はモニターごとに対応できるプロファイルが違うので、例えば「Adobe RGB」で表示できないモニターで写真を購入した場合くすんで表示されてしまいます。

「Adobe RGB」は色彩が豊かで「sRGB」で表現できない色域があるのも事実なのですが、モニターによっては表示できなかったりします。

購入者された方にもダウンロードしたけど色味が若干違う気がする？っと思われては申し訳ないです。

そこで、登録中の「Adobe RGB」の写真はどうすれば良いのか調べて考えました。

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作品を差し替える

ストックフォトでは現在販売中の写真を差し替えることは難しいしややこしいみたいです。

「sRGB」で作り直した写真を、現在販売している「Adobe RGB」の写真と差し替えることはできないのか？っと思ったのですが、できるサイトとできないサイトがあるようです。

サイトによっては手順を踏めば差し替えることができるようですが、私が現在登録しているストックフォトサイト（ピクスタとアドビストック）は無理でした。

ストックフォトでは写真は1点ずつ、審査を経て登録・販売されるものなのでたとえ同じファイルだとしてもそれが適したファイルだとは判断がいかないないのは当たり前ですね。

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削除後、新しい作品として再登録

ストックフォトサイトでは大半は現在登録中の写真を削除後、新しい作品として再び審査を経て登録するような形になっています。

しかしこの作業は危険が伴います。

新しい作品は再び審査をされた後に登録・販売されることになりますが、その作品が再び審査に通るとは限らないのだとか。

一度通ったからと言って安心はできません。

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思い切って削除？

売れそうにないなら思い切って削除するのも良いのかも？

やっぱり自分の作品は正しく表示した形で購入してもらいたいので自ら削除するって手もありますね。

「Adobe RGB」から「sRGB」に変換する作業はWindowsのフォトからでもできるのでそう難しくないのですが、作品の数がそれなりにあれば削除した方が手っ取り早いのかもしれません。

っといっても登録枚数が少ないうちは作品を削除するのはもったいないし、アクセスされる機会が減るのであまりやりたくない候補です。

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審査を通過した写真の訂正は難しいので注意

どんなに自信のある写真を登録してもそれが画面で再現されなければ魅力が半減します。

審査を通過した写真を色空間に限らず、ちょっとした訂正も難しいので、審査に出すときによく確認して提出しなければっと思いました。

今思い返すと、Adobe Stockで大量に落ちた写真はこれが原因だったのかも!